【コミュ力に悩んでる方へ】
最速・最高の返答するための思考法
皆さん経験はありませんか?
なぜ、あの人は質問したらすぐ返答できるのだろうか?
なぜ、あの人は話の中でビシッ!いや、バシッと本質的な返答ができるのだとうか?
一度は思ったことがあると思います。
相当頭の回転が速いんだろう。
と、思っている方が多いと思いますが、実はそれだけではありません。
結論は「きく」をうまく使い分けることです。
その思考法を共有します。
ビジネスにおけるスカウターとは?
皆さんは初対面の人に会って「この人仕事できるなー」と思う時にどこでそう感じてるでしょうか?
デザイナーなら実績や経歴などでしょうか?
クライアントと初対面の時に自己紹介はすると思います。
ある程度実績や経験があれば信用されると思いますが、 本当にそれだけでしょうか?
ビジネスにはスカウターはありません。(例えがおじさんですが、スカウターとはドラゴンボールで戦闘能力を図る機械のこと。笑)
なのであればどこで「この人仕事ができそう」と感じてもらえるか。
それはビジネスコミュニケーションです。
このコミュニケーションは大きな役割を果たします。
コミュニケーション中での質問や言葉の使い方、そして質問に対しての答えが重要です。
適切な答え、本質的な答え、相手も気づかなかった答えこういった最高の返答をすることで、その人の信用度は上がります。
信用が上がれば、その後のかなりスムーズに仕事は進みます。(もちろん社内も)
この最高の返答をするために、どういった思考法をするのかを説明していきます。
聞く・聴く・訊くの3つの種類
上記に書いたように頭の回転の速さだけが答えではありません。
確かに頭の回転の速さは必要だと思います。 ただ、重要なのは話を聞いてる時にどういった聞き方をしてるかがポイントになります。
まずは「きく」には3つの種類があることからはじめましょう。
「聞く」 声や音が自然と耳に入ってくる
「聴く」 身を入れて意識的に相手の話をきく
「訊く」 相手に何かを訪ねる
では、人の話を「きく」の中で重要なきき方はどれでしょうか?
答えは「聞く」です。
全て大事なのですが「聞く」ってかなり重要なポイントなんです。
一番重要っぽくないし、そもそも人の話聞けよ!と思うかもしれませんが、この「聞く」をうまく使うことがポイントになると思っています。
引き出しを持つ、コミュニケーションのポイント
では、どうやって使っていくのか。
その前に少しだけこの2つを先に共有します。
一つはそもそも沢山の引き出しを持つことが大事です。
最速で答えてる人はめちゃくちゃ頭の回転が速くて、その瞬間に生まれた言葉ではありません。
自分が持ってる引き出しから「話」を取り出してるのです。
なので、そもそも引き出しに出せる「話」がないと応えられません。
この引き出しを増やすのは本を読んだり、ニュースを見たり、人の話を聞いたり、さまざまな場所からインプットすることから始まります。
ただ、大事なのはそこから自分なりの答えをしっかりと考えることです。
それで初めて自分の引き出しになります。
Twitterは本当に良いツールです。 物事に対して考え、発信する。
これで引き出しはかなり貯まると思います。
もう一つはコミュニケーションのポイントも理解する必要があります。
コミュニケーションは「相手が求めてる答えを答える」もっと簡単に言うと相手が言って欲しいこと言うことです。
ここを理解するとどの引き出しを出すかの意思決定軸になると思います。
実践としてどう使うのか
では、早速この3つの「きく」をどう使うのか、なぜ「聞く」が重要なのかを説明していきます。
相手が何かに悩んでる場合を例にして使ってみましょう。
相手に「訊く」 まずは相手に訊いてみましょう。
いろいろ質問してみて、どんどん本質まで深掘りしていきます。
ちゃんと「聴く」 身を入れて意識的に相手の話を聞きましょう。
真剣な顔つき、しっかりうなずいて「わかりますー」「確かにそうですよねー」みたいな共感も忘れずに。
そして「聞く」 身を入れて、真剣な顔をし、共感もしながら、聞き流しましょう。笑
ここが重要です。
このタイミングで自分の引き出しから どの「話」を持ち出すかを考えます。
そして最速・最高の答えをぶつけます。
そうなんです。「聞く」とは引き出しを探すタイミングを作るということなんです。
半分聞きながら、半分どの引き出しを出すかを考えるのです。
なので速くて・良い答えを出してる人は人の話をきいてません。笑
冗談ですが、うまく使いわけているのです。
もちろんこんな単純なパターンで進むことはありません。
「訊く」→「聴く」→「訊く」→「聴く」→「訊く」→「聞く」→答える
みたいにさまざまパターンがあると思います。
ただ、この引き出しを探すという時間を作ると、言葉に詰まったり「え〜〜〜っと、、、、」「う〜〜〜ん」みたいなことはかなり減ります。 ぜひ、うまく使いこなし「この人仕事できるなー」と思わせてくださいね。
最後に・・・
このブログは普通のデザイナーの私が、あと20年デザイナーとして生きていくために今考えてることをまとめています。
デザインだけではない知識やスキルも共有できればと思っています。
これからデザイナー人生歩んでいく中で一つの選択や小さなヒントになれば幸いです。
他にも記事をあげていますので、ぜひ読んでみてください。
ありがとうございました。
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